週足(2021/9/21-24)
今週の日経平均株価は中国恒大問題の懸念から前週より終値が下落しましたが、その後の懸念解消から全体としては陽線となりました。
ローソク足では首吊り線のようにも見えますが、前週より下げてから形成しているので信頼度にはかけそうです。
前回の修正トレンドのラインを消してみました。週足ではまだ次のトレンドラインを引くには早いように思います。
リトレースラインには接していません。明らかなパターン形成も認めませんでした。
他指標との比較では銅、DJTA、金価格といずれも乖離はありません。
COTレポートでは大口ヘッジャーの売りが上昇した印象です。これは恒大問題における一時的な売りなのかその後も続くのかは次週のCOTレポートで確認した方がいいかもです。
以下私の見解です。
週足でも現在は上昇トレンドにあると思われます。どこまで続くかが鍵となりますが、現時点では繰り返しとなりますが、29,300−29,500のギャップラインを埋めるかどうかが鍵です。エリオット波動理論ではコロナショックから数えると第5波に位置する可能性もあるので修正トレンドへの転換には注意です。