日足(2021/10/18)
本日の日経平均株価は前週末の米国株高の流れから買いで始まりましたが、中国GDPの減速から終値は小幅反落となりました。
チャートでは陰線のコマを呈し、昨日の陽線より高値で始まり、陽線の実体内で終わるかぶせ線となっています。
出来高は現物、先物ともにさらに前日よりも減少しました。小幅変動の相場にふさわしい出来高ですが、やはり以前のような変動相場からの落ち着きを表しているのでしょうか。今回の小幅反落も売りに対する強い買いの対向があったわけではなく、利益確定売りによる小幅な変動であることが予想できます。
日経VIは小幅に上昇、ボラティリティスキューは軽度にフラット化しました。オプション市場での売り買いは限られていたとは思われますが、その中でもコール、プットいずれも少しずつ買われたものと予想します。
今回かぶせ線を呈しましたが、このかぶせ線を越えれば更なる上昇も期待できます。今回は値動きに乏しい市場でしたので、今までのトレンド継続を考えていいとは思いますが、テクニカルでは28600のギャップライン及び75日平均線を下回らないことを常に確認する必要があるでしょう。