僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

日足(2021/10/21)

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本日の日経平均株価は米国市場の長期金利の上昇と日本の政治情勢をめぐる不信感、円安の進行による輸出関連株の下げ、中国恒大株の下落の影響を受けて大幅下落となりました。

チャートでは大陰線を呈し、ここ3日間のローソク足では宵の明星としても捉えられます。(2日目がギャップをつけていないこと、コマではない点が少し異なります。)出来高は現物では昨日よりも減少しましたが、先物はラージ・ミニいずれも大幅上昇しました。本日は大陰線なので、ほぼ売り勢力での構成と思われ、今後への売り圧力は高くなったのかもしれません。

日経VIは上昇、ボラティリティスキューは昨日とほぼ変わらずでした。オプション市場では原資産価格低下による不安から全体として買いが優勢となった中、スキューが変わらず平坦化おらず、未決済のアウトのプットはまだ多いことには注意です。

今回はギャップライン、66%リトレースメントライン、75日移動平均線という3つの大きな意味を持った28700付近で下げ止まりました。スイングトレードを試みる自分としては、ここで反発すれば上昇トレンド、ギャップを埋めるように下回れば下落もしくは横ばいトレンドへの変化を考えます。