日足(2021/10/26)
本日の日経平均株価は米国株高と衆議院選挙をめぐる国内情勢の不透明感の後退から買い優勢となりました。
チャートでは上昇トレンド下端から大幅に反発し、ギャップをつけた陽線を呈しています。出来高は現物では昨日より上昇するも先物ではさらに減少傾向でした。値幅に対応する強い現物買いが入ったのに対して、先物ではトライアングルによる値幅減少から今後の大きな値動きの上昇が期待されていないことが反映されている可能性があります。
エリオット波動論では今回トライアングルを仮定してみると、3-3-3のように分類できます。
日経VIは低下、ボラティリティスキューはさらにスティープ化しました。原資産価格上昇による安心感から売りメインとなったこと、価格上昇からのコール買いがあった中で、プットの売りは少なかったことなどが原因として考えられます。
今後は上昇トレンドがいつまで続くか、トライアングルのブレイクはあるかなどを確認すべきと考えます。エグゾースチョンギャップ及びトライアングルのほぼ上端である29300が強い抵抗線となっている可能性があるのでそこを越えれるかどうかがポイントでしょう。