2021/11/12(日足)
本日の日経平均株価は政府の経済対策への期待と米国株に比べた出遅れ感から買いが優勢となり、大幅高となりました。
チャートではギャップをつけて昨日に引き続き実体の長い陽の寄付坊主を呈しました。昨日の包み足から上げ相場を見せ、包み上げ線となっています。
今回の値上げでも29250付近でギャップをつけた形となり、9月上旬、10月下旬と同価格帯でのギャップが目立ちます。29250を買いラインとして意識している参加者が多いのかもしれません。
出来高は現物ではここ数日では比較的高い値となりました。今回の値幅に相当する買いが入ったものと考えられ、今日1日での売りの対抗勢力は目立たなかったものと判断することができます。
今回の値動きで元の上昇トレンドは維持したことがわかりました。今後の上昇も望めますが、トレンドはブレイクされるためにあるものでいつかは必ずブレイクします。ブレイクのポイントを身図ることはかなり難しいですが、出来高と値幅、テクニカル分析を駆使すれば必ずヒントがあると思っています。そのヒントを少しでも探れるよう、今後の研究は欠かせません。