僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/11/24

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本日の日経平均株価FRBのパウエル議長再任による長期金利上昇から、米国ハイテク株が下落した流れを受け、大幅下落となりました。

チャートでは実体の長い陰線となりましたが、上ヒゲ、下ヒゲいずれも僅かながら認めていることがわかります。昨日との値動きと合わせると振り分け線のように分類できる一方でここ3日間の値動きを概ねはらんで下げていることからは強気の3手打ちのようにも見えます。

ちょうど下ヒゲの部分は29250のエグゾースチョンギャップと一致していることがわかります。出来高は現物、先物いずれもここ数日で比較的高値となったことからもこのラインで幾分かの買いが入った可能性があります。

日経VIは上昇、ボラティリティスキューは軽度スティープ化しました。原資産価格下落によるアウトのプット買い、アウトのコール売りが目立った影響と考えます。

トレンドライン下限に達したことで、トレンド継続かブレイクかの判断が重要となってきます。(今回の値動きでトレンドラインは微調整しています)

私自身の予想ではここ数日の上げ相場において売り圧力はそこまで目立っていなかったことから、トレンドを維持する可能性が高いものと考えています。

ただし、直前の高値圏で前回の高値を超えることができなかったことから上昇したとしてもトレンド継続となるかは微妙です。ヘッドアンドショルダーズへの移行に常に注意する必要があります。

損切りポイントは引き続き29250のエグゾースチョンギャップを終値で明らかに下回った際に考慮する予定です。