僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/1/14

f:id:nonnonfinance:20220114213346j:image

本日の日経平均株価は米国株式指数の下落を受けて成長株を中心に売りが広がり、FRB理事の発言による米金利の上昇への懸念と日銀の利上げ懸念からさらに売り幅を伸ばしましたが、午後にかけて押し目買いが目立った影響で、終値は364円安の続落となりました。

チャートでは昨日の陰線にギャップを開けて下影陰線を呈しました。下落トレンド中の下影陰線はカラカサとして一時的な強気を表す可能性があります。

押し目が目立った下髭はちょうどトライアングル下限ラインと一致しており、やはり下値として強く意識されていることがわかります。

出来高は現物、先物いずれもここ最近では大商いとなっています。売りに対する買いが入った影響と考えられ、投資家として意識される価格帯であったことがわかるはずです。

今日の米国市場のイベントとして、各種米国重要指標の発表があります。週明け月曜日の明らかな日本市場でのアノマリーはありません。

今回のトライアングル内での特徴として、必ず押し目での出来高増加を認めていること、そしてそれぞれの押し目での出来高は徐々に小さくなっていることがわかります。本日の値動きと出来高から推定できることとして、米国重要指標などでの新たな弱気のファンダメンタルがなければ週明けに少なくとも一時的な上昇を期待できるかもしれません。しかしその少し上でギャップライン及び28500の節目ラインを控えており、強い売りラインとして意識される可能性もあるので注意が必要です。