僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/1/21

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金曜日の日経平均株価はインフレに伴う金融政策の懸念からリスクオフの流れで米国株安に引き続き、前日比250円安の下落となりました。最も午後にかけては押し目買いと週末を控えた売り方の買い戻しから下げ幅を縮めています。

チャートでは昨日に引き続き下影陽線を呈しましたが、今回の下髭はさらに長くなっています。実体の下限はほぼ昨日、一昨日のものと一致しており、毛抜き底のパターンと捉えることができます。同価格帯での買い勢力が強力であることがわかるはずです。

出来高は現物、先物いずれも昨日と同程度の高値圏です。買いと売りのせめぎあいが見て取れます。

来週月曜日の主要イベント、アノマリーはありません。ただし、1/25,26にFOMCがあるので、それまでは様子見の取引が行われる可能性があります。

ここ数日の動きを受けて新たなチャート線を引き直してみました。まず、ここ数ヶ月意識されていたトライアングルのラインは下方ブレイクされ、今までのトライアングル下限ラインが今度は抵抗線として働く可能性を意識しなければなりません。新たな支持線として考えうる候補が、まず1つ目としてここ数日で毛抜き底として意識されている27500のライン、次にトライアングル上限と平行に引いたライン、さらに下にここ1年間の最低価格である27000のラインです。

現在土曜日に記事を作成していますが、金曜日の米国市場で主要株価指数がさらに下落しており、どこのラインで踏みとどまるかが鍵となります。27000を下回ったラインで終値を付けた場合には更なる下落が予想されるので注意です。