僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/1/24

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本日の日経平均株価は先週末の米国株安の流れを受けて午前中を中心に売り優勢となりましたが、米国株先物高を背景とした押し目買いにより下げ幅を縮め、終値は前週末比66円高の反発となりました。

チャートでは実体の長い陽線で、前週末の陽線の実体を包むような抱き線を呈しています。陽線同士の抱き線ではローソク足パターンでの大きな意味はありません。

出来高は現物株で10億8096万株で、実体の長い陽線にしては比較的薄商いの印象です。

明日の主なイベントは米国市場でのFOMC1日目(日本市場終了後)、アノマリーはありません。

昨日まで27500のラインが強く意識されていたようでしたが、今回の始値で僅かに割り込む形となりました。チャートのみでは明らかなブレイクとは捉えられないほどの値動きと考えられますが、今回の出来高と合わせた時にどのように捉えるかが意見の分かれ目となります。元々底打ちで出来高が最高値でその後の上昇では徐々に減少していくというのが今までの主なパターンであることからは、上昇パターンとも捉えられる一方で、値動きに比しての明らかな薄商いに注目すれば買い勢力の枯渇とも考えられます。

今まで米国株が急速に下げに転じている中で日本株支持線からは日中の値動きでなんとか持ち堪えてきいました。今後も支持線が意識されるのか、FOMC前後の反応に注目です。