僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/1/25

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本日の日経平均株価FOMCを控えての買い控えやウクライナ情勢の緊迫化で売り優勢となり、米国株指数先物軟調に推移したことで下げ幅を広げて終値は前日比457円安の反落となりました。

チャートでは昨日までの陽線から一転して実体の長い下影陰線を呈しました。下髭は27000でのラインに一致し、同価格帯での押し目買いによる影響と考えられます。

出来高は現物、先物いずれも昨日と比較して上昇し、概ね値幅に対応した出来高となりました。最も今回の出来高高値には新規買いによる影響も含まれているものと思われます。

本日の主なイベントとして米国市場でFOMC1日目があります。明日の米国市場でFOMC2日目及びパウエル議長の定例記者会見です。アノマリーはありません。

ここ最近はアメリカ株の続落に比して日本市場では下値を拾う動きがみられてましたが、今回の値動きで押し目買いの位置が若干下方へと移動した印象です。現状では逆張り投資家による節目ラインでの買いが米国市場を中心とした世界情勢の変化による売りに押されているというシナリオでしょうか。最もこの27000のラインは日本市場が2021年より調整相場になってから一度も下方ブレイクしていないことを考えるとかなり強い下値ラインとして考えられますが、その分ブレイクした際の下落幅は大きくなる可能性があります。現在のテールリスクとしてFOMCウクライナ情勢があり、いずれかが想定外の発表となった際の大幅下落には引き続き注意していきましょう。