僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/1/27

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本日の日経平均株価FOMCの結果は事前に織り込み済みとの見方から寄り付きは上昇で始まったものの、次第にタカ派との見方も強まったことから売りが膨らみ、終値は前日比841円安の大幅下落となりました。

出来高は現物、先物いずれもここ数日で高値圏であり、現物株では1/19の値幅、出来高とほぼ同程度となっています。値幅に応じた出来高と考えられ、今回の値動きの中での買い勢力は僅かであった可能性があります。

本日米国市場では米GDP速報値の発表、明日の日本市場では権利落ち日があります。明らかなカレンダーアノマリーはありませんが、金曜日は一般的に弱気である点と、権利落ち日に注意です。

チャートでは大陰線を呈して、直近の支持線であった27000のラインを大幅に割り込み、新たなトレンドを考慮する必要が出てきました。

直近1年間で同価格帯での取引がなかったため、短期的なトレンドが判明するまでは中長期間での目線で考えていこうと思います。

まず、今回26000のラインで踏みとどまった理由としては節目価格であることとがまず第一ですが、過去に26000-26800の価格帯でも見合っていることがわかる通り、同価格帯でのポジションを持っている人がある程度いたことで意識されやすい価格帯であった可能性が挙げられます。

紫の価格帯は今回の値動きを受けた仮のトレンドラインで、今回の下落を受けてもみあった場合には同価格帯内に収まる可能性を考えます。しかし、下落時の逆張りはリスクがつきものです。執筆時点での日経平均株価先物は大幅上昇を見せており、今回の下落を受けての押し目買いが目立っているようですが、現物株の出来高からは買い勢力の参入はまだ不十分とも考えられるかもしれません。