僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/3/29

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本日の日経平均株価米原先物下落や円安、権利付き最終日を材料に買い優勢となり、終値は前日比308円高の反発となりました。

チャートでは昨日の陰線から上放れて、下髭の目立つ陽線を呈しました。一昨日、昨日に引き続いて首吊り線もしくはハンマーを表し、気迷いを表すローソク足です。3日間連続でヒゲの目立つローソク足を呈していることからは急ピッチで上げた上昇相場に対する買いと売りの拮抗を表し、しばらくの拮抗の後はどちらかのブレイクも考慮しなければなりません。上値はやはり中期トレンドラインが意識されているようです。

出来高は13億6236万株と一昨日、昨日よりも出来高上昇を認め、反落と同時に上方ブレイクの可能性も考慮しなければならなくなってきました。

エリオット波動理論では引き続き新たなインターメディエート波の開始と捉えられます。プライマリー波が推進波か修正波かの判断は現段階では難しく、グラフ内ではインターメディエート波は暫定的に1波として表記しています。推進波であればインパルスかダイアゴナル、修正波であればジグザグかトライアングルなどが想定できますが、こちらも現段階での断定は困難です。

上昇か下落か。2択で簡単なようでいつも難しい問いかけに対し、やはり判断が悩ましい時期が続きます。下落に対してはテクニカル的な目処がつきやすいのに対して上方ブレイクの場合には更なる急ピッチ上昇を望むのに対してはテクニカル的な抵抗線のラインがつきにくく、更なる難しい判断が見込まれます。