僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/20

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本日の日経平均株価は前日の米株高や円安から買い優勢となり、一時は上げ幅を400円超に広げましたが、円安に伴う輸入物価の高騰への懸念から決算発表シーズンを前に様子見も広がり、終値は前日比232円高の続伸となりました。

チャートでは昨日の陰線からさらに上に位置する十字線を呈しました。十字線は通常ではトレンド転換を表すローソク足ですが、今回は昨日、一昨日のカラカサと合わせて拮抗相場と捉えた方が自然と考えられ、ある程度の出来高補充が完了すればいずれかの方向へブレイクする可能性もあります。出来高も現物株で11億4654万株と少し上昇傾向を認めてきました。ここ数日の拮抗相場は形だけで見れば上むきのフラッグとも捉えられますが、信憑性には乏しいでしょう。

チャートパターンでは引き続き逆ヘッドアンドショルダーズの可能性は残されますが、まだ出来高増加を伴う上昇を見せていないことから現時点での可能性はあくまで低いものと考えます。

エリオット波動理論ではインターメディエート波のC波に位置すると考えます。プライマリー波は修正波としてのトライアングル、もしくはフラットとしてのC波などが想定されます。このエリオット波動理論の想定は値動きによって随時更新すべきものと考えており、あくまで暫定的な可能性として記しています。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX1.03%, MOS-2.13%でした。ここ数日では大型株ではもみ合いながらも軽度に上昇傾向ですが、小型株は下落トレンドを描いているので注意です。