僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/22

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本日の日経平均株価は前日の米株式市場でFRBの金融引き締め観測から主要株価指数が低下したことを受けて売り優勢で始まり、ここ数日の上げ相場に対する利益確定売りも出て一時下げ幅は600円を超えましたが、週末を控えての持ち高調整買いも入り、終値は前日比447円安の反落となりました。

チャートでは昨日の陽の丸坊主から下放れて、下髭の目立つ陰線を呈しました。短期的には下げ中のカラカサとして、相場転換も考慮されるローソク足です。カラカサの下髭は短期上昇トレンドラインと一致しており、同価格帯での買いが意識されたものと考えられます。逆に前日の上値は前回上昇トレンドのギャップラインが一時的に上値として意識された可能性があります。

出来高は9億7940万株とやはり値動きに比して薄商いな印象です。ここ最近の薄商い相場は特にラインチャートで表すと分かりやすいのですが、上むきの揉み合い相場となっており、期間なども考慮するとペナントとして表される可能性があります。ペナントは基本的にはそれより大きいトレンドの小休止とされており、今回であれば下落トレンド再開に注意が必要と考えられます。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):横ばい、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落を想定します。

出来高を考慮したOBVでは3/23から今日まで横ばいです。RSI(14)は51.31で明らかなシグナルはありません。

エリオット波動理論ではインターメディエート波のC波に位置すると考えます。プライマリー波は修正波としてのトライアングル、もしくはフラットとしてのC波などが想定されます。このエリオット波動理論の想定は値動きによって随時更新すべきものと考えており、あくまで暫定的な可能性として記しています。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX -1.19%, MOS-2.67%でした。本日は大型株、小型株ともに全相場で弱気だったようです。