僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/26

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本日の日経平均株価は前日の米市場で長期金利の低下を受けてハイテク株を中心に買われた流れを受け、また前日までの下げから割安感からの買いも入って買い優勢となりましたが、世界景気減速への懸念から伸び悩みも目立ち、終値は前日比109円高の反発となりました。

チャートでは昨日の下放れた陰線からほぼ横並びの陰線を呈し、テクニカル的には弱気を表しています。また、このローソク足下放れ並び黒として今後も弱気を表す可能性がある点で注意です。今回上昇が伸び悩んだテクニカル的な原因として同価格帯に複数回の相場転換、ギャップを形成しており、抵抗線として意識された可能性もあります。

出来高は現物株で10億3450万株と昨日とほぼ同程度でした。実体が短い点からは値動き相応とも考えることもできますが、やはり上昇を控えた買いの参入は限定的だったとも捉えることもできます。

チャートパターンでは引き続きペナントの下放れと捉えても矛盾はありません。この想定では今後の値動きが直近高値(3日前の終値)を上回らないことが条件です。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):下落、中期トレンド(数週間):横ばい、短期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落を想定します。

出来高を考慮したOBV(日経平均先物)では3/23から今日までで横ばいです。RSI(14)は45.74で明らかなシグナルはありません。

エリオット波動理論ではインターメディエート波のC波に位置すると考えます。プライマリー波はさまざまな想定が考慮されると思いますが、現時点では3/9の直近底値から3日前の高値までをフラットのB波と想定し、現在プライマリーC波に位置するとするのが考えやすいのではないかと思っています。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX 0.11%, MOS2.46%でした。今日の値動きではマザーズなどの小型株が前日までに下落を見せた分、自立反発の買いが強かったものと想定できそうです。

本日より新たに株価サイクルも考慮してみました。中期的に見た明らかな底値を緑の縦線として引いてみたところ、底値は2ヶ月弱の周期で到来していることが大まかに想定できます。前回底値が3月中旬と想定した際、次の底値は5月の上旬付近を予想できそうです。