僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/5/17

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本日の日経平均株価原油高を受けての原油関連や資源関連銘柄への買いが入ったほか、水際対策の緩和の検討や上海ロックダウンの解除指針なども示された経済活動正常化への期待への買いも入りましたが、インフレ懸念から上昇追いは限られ、終値は前日比112円高の小幅続伸となりました。

チャートでは昨日の実体の長い陰線にはらむような陽線を呈し、はらみ足のローソク足となりました。下落トレンド中のはらみ足は強気を表しますが、今回はいずれにも捉えられるのでローソク足からの意味合いの想定は難しそうです。昨日、今日で下髭はほぼ同価格で一致していることがわかります。これはマーケットプロファイルからも読み取ることができ、本日のOpen Rejection Reverseのオープンタイプのノーマルデイにおいて、26440-26520が下値極値となっていますが、前日、前々日の極値とほぼ一致しています。支持線として寄与している可能性があり、これはチャート上の短期トレンド上限ラインとも一致していることから短期下落トレンドは上方ブレイクしたものと捉えて良さそうです。

出来高は現物株で13億2098万株とやはり高値ではありますが、昨日とほぼ同じ値動きの中で減少しています。今後はポジション手仕舞いによる値動きも関与してきそうです。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):横ばい、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落。

RSI(14)は49.40で明らかなシグナルはありません。

エリオット波動理論ではもう少し相場の観察は必要と考えますが、現時点での想定ではインターメディエート波は不明、マイナー波ではB波に位置する可能性があり、今後上昇のC波への移行が考えられます。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX 0.19%, MOS1.88%でした。東証はもみ合い状態だったものの、やはり買い勢力が目立つ株が多かったことが推察されます。