僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/5/19

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本日の日経平均株価は前日の米株式市場でインフレ進行からの景気減速懸念が強まって全面安となった流れを受けて売り優勢となり、下げ幅は一時700円を超えましたが、日銀ETFによる買いが入ったとの観測が下値を支え、終値は前日比508円安の反落となりました。

チャートでは昨日の陽線から下放たれて下髭の目立つ陰線のカラカサを呈しました。下落相場でのカラカサはハンマーとして相場転換を示唆するローソク足と考えられています。今回の下髭ではチャート的な意味合いは乏しいようにも見えますが、一つは過去数回ギャップラインの近くとして反転を示した価格帯として、もう一つは直近の高値を引いた短期下落トレンド上限ラインの反転として、支持線として寄与された可能性はあります。後者の場合は現在の短期下落トレンドの転換を示唆しますが、現在の値動きでは信憑性には欠けそうです。

マーケットプロファイルではOpen Auctionタイプのノーマルデイで、弱気の中で、少し買い勢力も混じっていたようです。30分おきの表記では2峰性の分布を示しており、後場にかけての買いが目立ちます。モード価格の想定が難しいですが、終値付近で想定した場合だとTPOカウントは買い>売りとなりますが、信憑性には欠けます。

出来高は12億6439万株でした。日中値動きは乏しかったものの、上昇時より下落時の出来高低下が目立つので、下落トレンド脱却も想定範囲内です。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):横ばい、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落。

RSI(14)は46.31で明らかなシグナルはありません。

エリオット波動理論ではもう少し相場の観察は必要と考えますが、現時点での想定ではインターメディエート波は不明、マイナー波ではC波に位置する可能性があります。しかし、この想定は前回底値を割った場合に変更する必要がありそうです。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX -1.31%, MOS-2.31%でした。東証全体での売り優勢だったようです。