僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/5/28

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本日の日経平均株価は前週末の米株式市場でインフレ加速への警戒感の後退から大幅に上昇したことを受けて買い優勢となり、岸田政権の新しい資本主義計画の原案発表や中国での新型コロナウイルス対策規制緩和も後押しして終値は前日比587円高の大幅続伸となりました。

チャートでは髭のほぼ認めない実体の長い陽線を呈し、強気を表すローソク足となりました。昨日までの連続した陰線も小燕包みとして本日の強気を示唆するローソク足であったのかもしれません。今回のローソク足で短期下落トレンド上限ラインは完全にブレイクし、さらに出来高も現物株で16億8174万株とかなりの大商いであったことからしっかり新規の買いも入っている印象です。下落トレンド後のフォロースルーとして考えられるローソク足で、反転所見がなければ下落トレンド明けも期待できる可能性はあります。

しかし、その上の中期下落トレンドラインがかなりの抵抗線として寄与する可能性はあるので、同価格帯での値動きをしっかり観察する必要が出てきそうです。

マーケットプロファイルではOpen Rejection ReverseタイプのTrendデイでした。27060−27130は極値として表され、昨日までの抵抗線支持線に変わったものと考えられます。VAの上方移動、上方へのレンジ拡大を認め、かなりの強気を表します。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):横ばい〜上昇、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落。

RSI(14)は58.11で明らかなシグナルはありませんが、大幅続伸に伴ってRSIも急上昇しています。

エリオット波動理論では現時点での想定ではインターメディエート波は不明、マイナー波ではC波に位置する可能性があります。しかし、この想定は前回(2022/5/12)を割った場合に変更する必要がありそうです。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX 1.86%, MOS4.98%でした。東証全体での買い優勢でした。