僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/5/31

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本日の日経平均株価は中国 PMIの上昇を受けての景気悪化懸念後退が支援材料となりましたが、原油価格の上昇や利益確定売りから売り優勢となり、終値は前日比89円安の小幅反落となりました。

チャートでは昨日の陽線に食い込むようなカラカサの陰線となり、入り首線としても表されるローソク足となりました。入り首線は売り優勢のサインとして上昇トレンド継続にメスを入れるような弱気を表します。出来高MSCI株価指数の採用銘柄変更による売買増加があるとはいえ、現物株で22億8880万株とかなりの大商いとなり、昨日の大陽線の出来高を上回る出来高となりました。ディストリビューションの日としての売り抜けを表します。

上髭部分は27500の節目価格、長期下落トレンド上限ラインに一致し、抵抗線として意識されたものと考えられます。

マーケットプロファイルではOpen Rejection Reverseタイプのノーマルデイでした。VAは上方への移動として買いを表しますが、27410-27460が極値として抵抗線としての売り、27250−27270が売りのレンジ拡大を示しました。TPOカウントは買いと売りがほぼ拮抗している状態です。全体としては売りのセンチメント相場だったようです。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):横ばい〜上昇、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落。

RSI(14)は56.75で明らかなシグナルはありません。

エリオット波動理論では現時点での想定ではインターメディエート波は不明、マイナー波ではC波に位置する可能性があります。しかし、この想定は前回(2022/5/12)を割った場合に変更する必要がありそうです。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX -0.51%, MOS-0.89%でした。