2022/6/1
本日の日経平均株価は円安からの輸出関連銘柄への買いと中国景気回復への期待から買い優勢となり、終値は前日比178円高の反発となりました。
チャートでは昨日の陰のカラカサの小休止をはさんで、一昨日に引き続き陽の丸坊主を呈し、強気相場の継続を表しました。ほぼ高値=終値であり、終値はちょうど長期下落トレンドラインと一致していますが、ここでの売りの押しがあったかどうかは本日のみのチャートでは判断は難しいと考えられます。出来高は12億2885万株とここ数日の中では薄商いですが、値動きに比してでいえば十分量とも考えられ、トレンドブレイクに十分な出来高があったかどうかの判断も困難です。
マーケットプロファイルではOpenDriveタイプのノーマルデイでした。VAは上方移動で買い、27300−27390が下値の極値としての買い、27470-27480が上値でのレンジ拡大として買い、TPOカウントは買い=売りの拮抗で、全体として買いのセンチメントであったものと考えられます。
各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):上昇、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落。
RSI(14)は58.81で明らかなシグナルはありません。
エリオット波動理論では現時点での想定ではインターメディエート波はフラット、マイナー波ではC波に位置する可能性があります。しかし、この想定は前回高値(2022/3/25)を上回った場合に変更する必要がありそうです。