僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/6/8

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本日の日経平均株価は前日の米株式相場の上昇と円安の進行から買い優勢となり、終値は前日比290円高の続伸となりました。最も短期的な利益確定売りから上値は伸び悩みました。

チャートでは髭はほとんど認めないものの実体が短めの陽線を呈しました。出来高は現物株で13億38万株と値動きに比して高めとなっており、テクニカル的には強気を表す中で、以前よりは売りの参入が考えられます。今回の売りが入った原因としては200日移動平均線へのレスポンシブルな売りや2022/3/25の前回高値に近づいたことによる利益確定売りの影響と思われます。さらなる買いが入れば29000までの上昇は期待できそうです。

マーケットプロファイルではノーマルデイとなりました。VAは上方移動し、28090-28110が下値での極値、28210-28230が上方へのレンジ拡大でいずれも買いのセンチメントであったことが伺えます。28100の極値は昨日の上値での極値と一致し、今後強い支持線として寄与する可能性があります。ちょうど200日移動平均線支持線とも一致しています。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):上昇、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):横ばいもしくは上昇。

RSI(14)は67.23で明らかなシグナルはありませんが、買われ過ぎラインの70に近づいてきました。今回の上昇で2022/3/25の前回高値よりも上回り、同価格帯でありながらRSI高値であることがわかります。ストキャスティクス(14)ではKライン及びDラインとも80超えの水準で一般的に買われすぎの指標となっています。

エリオット波動理論では現時点での想定ではインターメディエート波はフラット、マイナー波ではC波に位置する可能性が高いです。フラットであれば前回上値以上の上昇は期待できるはずですが、どこまで上昇するかに注目です。