日足(2021/10/1)
本日の日経平均株価は前日の米国市場の株安を受けて前面安となりました。
チャートでは大陰線を呈しており、以前より引いていたギャップライン及び仮のトレンドラインを大きく割り込み、50%リトレースメントラインで踏みとどまりました。
出来高は138443万程度でやはり高めですが、一昨日に同程度の下げ幅を記録した出来高よりも少なくなっています。
日経VIはやはり下げ幅に連動して大きく上昇し、ボラティリティスキューはスティープ化しました。オプション市場ではアウトのコールが売られ、プットが主に買われた影響だと思います。
これがブレイクだとすれば29300−29500のギャップはランナウェイギャップではなく、エグゾースチョンギャップとして扱うべきでしょう。エグゾースチョンギャップであればトレンド転換を考慮すべきなので、今後は必ずしも上昇トレンドを呈するとは限らなくなりました。出来高は下げ幅にしてはそこまで高くない印象で、リトレースメントラインからの反発も考えると一時的な上昇はあるかもしれませんが、エグゾースチョンギャップラインは今後抵抗線としても寄与する可能性もあるので、もみ合いもしくは下げトレンドへの転換にも十分注意しながら取引すべきと考えます。