日足(2021/9/30)
本日の日経平均株価は中国の経済指標の悪化から売り先行となりましたが、10月1日からの緊急事態宣言解除に伴う経済再開への期待から徐々に下げ幅を縮め、小動きとなりました。
チャートでは下ヒゲの長い陰線となり、29300−29500での強い買いが相場を支えていることが分かります。終値ではかろうじて以前から示したトレンド内にあります。
日経VIはやや低下し、ボラティリティスキューは軽度にスティーブ化しました。ここでのオプション市場の判断は難しいです。
29300−29500での買い勢力がどこまで持つかが鍵となります。ここ最近は下向きでの出来高も大きくなっており、売り勢力も力を強めていることが分かります。売り勢力の仕掛けに対して買い勢力がどこまで持つのか、今後の成り行きを見守りましょう。