日足(2021/10/20)
本日の日経平均株価は経済活動の正常化への期待から買い優勢となりましたが、利益確定の売りも出やすく、上値は限定的でした。
チャートでは陰線をつけ、終値が前日と同値となる出会い線を呈しています。29500まで上昇したものの、節目となる価格帯での利益確定売りに押された形です。出来高では現物は上昇、先物は昨日と変わらずでした。現物に対しては買いに伴う売りが出たのに対して、先物市場ではそこまでの値動きを期待する売買は抑えられた影響でしょうか。
日経VIは僅かに上昇、ボラティリティスキューはスティープ化しました。原資産価格が上昇している中で、僅かに不安度が高まり、コール売り、プット買いが出た影響かもしれませんが、値としては僅かなのでそこまでの有意な所見ではないかもしれません。
今回は29500の節目ラインで押された形になりました。明日の値動きに対しては買いvs利益確定売りで29500を再度超えられるかが重要となりますが、23日に恒大利払い期限も迫っているので積極的な買いはリスキーかもしれません。