僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/6/6

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本日の日経平均株価は前週末の米国市場での主要3指数の下落を受けて売りが先行しましたが、円安や政策への期待から買い支えられ、終値は前日比154円高の続伸となりました。

チャートでは前日の陽線を包むような包み足のローソク足を呈し、髭をほとんど認めない陽の丸坊主となりました。わずかに上髭を認めますが、これは200日移動平均線と28000の節目ラインが抵抗線として意識されたようです。

出来高は現物株で10億182万株とやはり値動きに比して薄商いの印象ですが、先物出来高は上昇傾向であったことや現物株でも揉み合い時の出来高が高かったこと、明らかなトレンドブレイクからはひとまずは弱気トレンド脱却と捉えて良さそうです。ただし、次の上値として考えられるのは28000-28150で、これはテクニカル上は前回高値や同価格帯でのギャップラインの形成などで表れています。ここでの押しがあるかどうかに注目です。

また、昨日の陽線にてギャップをつけていましたが、本日の下値で埋めることはありませんでした。このギャップを埋めるかどうかを今後の価格予想の参考にしても良さそうです。

マーケットプロファイルではOpen Drive タイプのトレンドデイでした。VAは上方移動で買い、極値は下値の27520−27650で買い、レンジの拡大は27730-27980で上方移動で買いを表し、強気市場となりました。極値は昨日の極値とも一致し、今後も支持線として寄与する可能性があります。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):上昇、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):横ばいもしくは不明。

RSI(14)は62.13で明らかなシグナルはありません。ストキャスティクス(14)ではKライン及びDラインとも80超えの水準で一般的に買われすぎの指標となっています。

エリオット波動理論では現時点での想定ではインターメディエート波はフラット、マイナー波ではC波に位置する可能性があります。C波であれば前回高値(2022/3/25)と同価格、もしくはそれ以上も望めるかもしれません。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX 0.31%, MOS0.86%でした。