僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/6/2

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本日の日経平均株価はISM製造業景況感指数の上昇から米金融引き締めへの警戒感が強まり、前日の米株式相場に続いて売りが先行しましたが、円安が支えとなって下げ幅を縮め、終値は前日比44円安の反落となりました。

チャートでは昨日の陽の丸坊主に孕むような陽線を呈し、はらみ足のパターンとなりました。陽線同士のはらみ足なのでローソク足からの意味合いは限られそうです。上髭はやはり長期下落トレンドラインと一致し、上値として意識されたようです。一方で下髭は3日前の陽線の終値とほぼ一致しており、買いも入っているように思われます。しかし、出来高は現物株で10億9537万株とやや薄商いとなってきており、昨日の陽線よりも実体が短いとはいえ、買い勢力の衰えも考慮しなければなりません。

マーケットプロファイルではOpen Rejection Reverseタイプのノーマルデイでした。VAは下方移動で売り、極値なし、27410−27450と上値でのレンジ拡大で買い、TPOカウントは買い=売りの拮抗でした。全体としては拮抗相場であったことが示唆されます。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):上昇、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落。

RSI(14)は58.08で明らかなシグナルはありません。ストキャスティクス(14)ではKライン及びDラインとも80超えの水準で一般的に買われすぎの指標となっています。しかし、現時点では価格とDラインに明らかなダイバージェンスはなさそうで、こちらも明らかなシグナルはありません。

エリオット波動理論では現時点での想定ではインターメディエート波はフラット、マイナー波ではC波に位置する可能性があります。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX -0.63%, MOS-2.19%でした。