僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/5/12

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本日の日経平均株価は前日の米CPIで予想を上回る上昇率を受けて主要3指数が低下したのを受けて売り優勢となり、終値は前日比464円安の反落となりました。

チャートでは昨日の陽線から下放たれて上髭、下髭いずれも認める陰線を呈し、反転して弱気を表すローソク足となりました。上髭は昨日までの支持線と一致し、抵抗線への転換も否定できません。そしてこの支持線は過去に何度も試されて反転してきたラインで、今回割り込んだことでの更なる下落が心配です。また、今日までの短期トレンドは下降トライアングルとして切り下げる上値として現れており、天井圏の下降トライアングルとしての弱気も想定され、今後の引き続きの下落には注意しましょう。出来高は14億8101万株とやはり高値で推移しており、今回の値動き中で、今までの買い勢力以上の売り勢力の台頭が示唆されます。

マーケットプロファイルではOpen Auctionのオープンタイプのノーマルデイです。25700が極値、25960-26020がレンジの拡大となりました。1度短期筋の下値試しで長期投資家による反発を見せたものの、前日の極値が抵抗となって短期筋や長期筋両方からの売りに傾いた印象です。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):下落、中期トレンド(数週間):下落、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落。

RSI(14)は37.08で値動きと同様に下落傾向を見せていますが、30以下の極値には達していません。

エリオット波動理論では今後の値動き次第での想定がメインとなります。このまま前回底値以下の下落を見せた場合には図のようなマイナー波のC波として捉えることもできます。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX -1.19%, MOS-6.07%でした。東証全体での下落傾向を見せる中、特に小型株・成長株での下落が激しいものとわかります。