僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/11/18

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本日の日経平均株価は前日の米株式市場の下落を受けて売り優勢ではじまりましたが、午後になって政府の経済対策の財政規模が予想を上回る報道を受けて下げ幅を縮め、終値は小幅下落にとどまりました。

チャートでは十字線を呈し、基本的には気の迷いを表しますが、昨日の陰線に下離れて形成しているので、明けの十字星として一時的な強気としても捉えることができるかもしれません。ちょうど下限ラインはトレンドラインと一致し、トレンド維持を目的とした買いが入った影響と考えることができます。

出来高は現物では売りと買いが拮抗した割にはそこまでの上昇はありませんでしたが、先物では今までのトレンドラインでの反発で見られた程度の高めの値を呈しています。

日経VIは軽度上昇、ボラティリティスキューは僅かにフラット化しました。オプション市場での大きな動きはなさそうですが、原資産価格下落によるオプション買いが目立った中で、コールの買いもしっかりと入っている印象です。

今回もトレンドライン内での値動きにとどまりました。今後もトレンドラインにとどまることを期待しての取引となりそうですが、11/17の高値が11/4の前回高値を超えることができておらず、ヘッドアンドショルダーズタイプへの移行には注意すべきと考えます。