僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/11/19

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金曜日の日経平均株価は前日の米国株式市場の流れを受けて値嵩株に積極的な買いが入って反発しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念などからその後の上値を追う展開は限られました。

チャートでは前日の十字線を上回るような陽線を呈し、ここ数日間の値動きを合わせると明けの十字星として捉えられ、ローソク足では強気を表す所見です。しかし東証全体で見ると値上がり株数=値下がり株数で、年初来安値更新銘柄も多く、反発した銘柄は限られていることもわかります。

出来高は現物、先物いずれも昨日より減少しました。値動きの割には出来高は少なく抑えられている印象で、中長期的な買いが入らなかった影響と考えられます。

日経VIは軽度低下、ボラティリティスキューはフラット化しました。オプション市場では全体的な売りが優勢だった中で、コールの売りが目立った影響と予想します。

週明けの値動きは米国株式市場が下落した影響を受けて下げで始まる可能性が高いと考えられますが、その後の動きに関しては今回のチャートのみでは判断が難しいです。出来高が目立たないことからはトレンド内継続を期待できますが、今後の値動きに注目です。