僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

日足(2021/10/22)

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本日の日経平均株価は中国恒大集団の米ドル債利払い報道による投資家心理改善から上昇しましたが、来週以降の主要企業の決算発表に向けて積極的に買う動きは乏しく、上値追いは限定的でした。

チャートでは陽線をつけ、昨日の陰線より下値ではじまるも、終値は陰線の実態内に存在する切り込み線を呈しているように見えます(ここでは強気の切り込み線を想定していますが、下落トレンド内に存在しているかどうかは微妙です)。ここ数日の上昇トレンドにおいて、今回の始値が下限ラインとなるような新たなトレンドライン・チャネルライン引いて見ました。

出来高は現物は昨日と同程度、先物は減少しながらも長期で見るとまだ高水準にあるように見えます。

日経VIは軽度低下、ボラティリティスキューはスティープ化しました。原資産価格上昇に伴う市場心理改善からのオプション売りが優勢となりながら、アウトのコール売り、プット買いが目立っているのかもしれません。

今回の値動きでギャップラインを下回ったかどうかが微妙なラインとなりますが、個人的にはまだブレイクとみなすには早いと考えています。本日のチャートで今までの値動きを説明できるトレンドラインも引くことができ、値動きの一時的な下限となっている可能性があるからです。

週明けの月曜日の値動きで、トレンドラインとして反発するのか、下方ブレイクするのかの確認が重要と考えます。