日足(2021/10/4)
本日の日経平均株価は前週の大幅安による押し目買いで買いが先行したものの、米国株式先物の下落から売りが優勢となり、下落に転じました。
チャートでも2日連続で大陰線を呈しており、終値では40日移動平均線、50%リトレースメントラインをブレイクしていることが分かります。現物出来高は 132433万と前日と比較して大きく変わらずでしたが、先物出来高が著名に増加しました。今後のボラティリティ増加が期待されているのでしょうか。
29300-29500ラインはエグゾースチョンギャップの他、アイランドリバーサルを呈しているようにも見えます。
日経VIは下落の割には上昇幅は軽度の印象で、ボラティリティスキューはフラット化しました。全体として買われた中でコール売りが多く出ていると予想します。
今後の可能性としてリトレースメントライン33%以上に留まれば上昇トレンドに乗れる可能性もありますが、ここまでくると確率は低いでしょう。下落もしくはもみ合い相場に合わせた取引が無難です。33%ラインを早期に割った際にはここ数週間の値動きはスパイクとなる可能性もあるので注意です。