僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

週足(2021/9/27-10/1)

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今週の日経平均株価は大幅下落を程し、大陰線となりました。ファンダメンタル的には中国恒大問題、米国債長期金利の急上昇、米国債デフォルトリスクの3点の懸念が主に寄与した形となると考えられます。

ローソク足では少三川宵の明星に最もパターンが似ていると考えられ、パターンからは弱気の可能性も示唆されます。

ここ1-2年の株価の動きについて無理やりトレンドラインを引いてみると図のようになりました。リトレースラインには接していません。明らかなパターン形成も認めませんでした。中長期的にはまだ調整の範囲内にあることが分かります。

他指標との比較では銅、DJTA、金価格といずれも大きな乖離はありませんでした。

COTレポートではcommercial, noncommercialいずれもポジションに大きな変更は見られませんでした。やはり2週間前以前と比較すると強気の機関投資家は減ったように思われます。

日足ではもみ合いもしくは下落トレンドへの転換を考えているのに対して、週足ではまだ上昇トレンドにあります。どこで損ぎるもしくは仕掛けるかは投資家それぞれのスタンスにより変わってくるものと思われますが、少なくともスイングトレード以上の長期投資家は売るには時期早々かもしれません。

ファンダメンタル的には少し怖い部分もあるので今後の動向に注目です。