日足(2021/10/7)
本日の日経平均株価は前日までの下げからの押し目買いが優勢となり、9営業日ぶりに反発となりました。
チャートでは陽線のコマを呈し、前日の大陰線と合わせるとはらみ足の可能性が考えられ、一時的な強気を表します。出来高は先物、現物ともに下落日よりはやや少なめでしたが、上昇日の中では増加した印象です。
日経平均株価は上昇しましたが、東証1部の中では上昇銘柄よりも下落銘柄の方が多く、年初来新高値銘柄よりも新安値銘柄が多くなっていることからもわかるように、TOPIX、JPX400ともに前日比から下落しています。主要銘柄を中心とした買いに限られているようです。
日経VIはやや低下、ボラティリティスキューはスティープ化しました。全体としては反発による売りが目立った影響と考えられますが、その中でもアウトのコールが密かに買われている可能性はあります。
テクニカル上は下落トレンドからの反発も期待される状態ですが、出来高なども考慮すると僕自身はまだ取引するまでの確信は持てません。トレンドに逆らった取引はハイリスク・ハイリターンであることを考慮し、慎重な取引が望まれます。