僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/3/31

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本日の日経平均株価は一時は米石油備蓄の放出検討から上げに転じる場面もありましたが、米株安と中国の経済指標からの中国景気減速に対する警戒感から売り優勢となり、終値は前日比205円安の続落となりました。

チャートでは実体をほとんど認めない上髭陽線を呈し、単体ではトウバとして弱気を表すローソク足です。最も、ここ数日はもみ合い相場が続いているようで、今回も同様の揉み合いを表す所見として捉える方がいいでしょう。抵抗線は変わらず、中期下落トレンドラインを想定します。出来高は13億4043万株と昨日よりはやや低下しましたが、数日間でみれば徐々に上昇傾向です。

エリオット波動理論では引き続き新たなインターメディエート波の開始と捉えられます。プライマリー波が推進波か修正波かの判断は現段階では難しく、グラフ内ではインターメディエート波は暫定的に1波として表記しています。現在は膠着状態なのでプライマリー波の2波もしくはB波の始まりと捉えられます。

今回の反落はローソク足出来高からは下放れと捉えるよりはもみ合い継続と捉える方が自然でしょう。明日は4/1で東証再編など新年度からの政策変更が多くあり、個人的にはそれを見越した買い控えなどもあったのではないかと思っています。新年度であることも踏まえた祝い買いなどで一時的な上昇には期待したいところです。