僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/3/30

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本日の日経平均株価は3月期末の配当落で240円下押しされたほか、配当狙いの買い需要の縮小と円安の一服感から売り優勢となり、終値は前日比225円安の反落となりました。最も下値ではウクライナ情勢の緊張緩和から買いで支えられました。

チャートでは4日間連続で下髭の長いローソク足を呈しました。本日の下落は配当落がメインで実際は-15円ほどの変動であることを考えると、より実体の短い下髭陰線とも捉えられ、ここ数日は中期トレンドラインを意識しながら売りと買いの緊張状態にあるようです。出来高も現物株で14億442万株と徐々に商いが増えているのがわかります。大きな変動前の膠着状態に注意です。

エリオット波動理論では引き続き新たなインターメディエート波の開始と捉えられます。プライマリー波が推進波か修正波かの判断は現段階では難しく、グラフ内ではインターメディエート波は暫定的に1波として表記しています。現在は膠着状態なのでプライマリー並みの2波もしくはB波の始まりと捉えられます。

今までの日経平均株価の大まかな変動イメージとして、急激な買い勢力に対しての巨大な売りが対抗している状態です。どちらかがギブアップするまで膠着が続きます。出来高増加が見られているので徐々に膠着状態解除に向かっているものと思われますが、いつ放たれるかはわかりません。出来高増加があるほど、膠着状態が続くほどその後の値動きが激しくなる可能性があります。