僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/11

f:id:nonnonfinance:20220411223457p:image

本日の日経平均株価は米金融政策への警戒感から前週末に米ハイテク株安になった流れを引き継いで売り優勢となり、中国のロックダウンからの上海株安や香港株安も相まって、終値は前週末比164円安の反落となりました。

チャートでは昨日の陰線からやや下に位置する十字線を呈しました。昨日、一昨日から引き続き、2回目ギャップラインが支持線として意識されているようです。一昨日前からのローソク足と合わせると比較的もみ合い相場であり、3つ星として捉えることもできそうです。翌日も下放れるようなら下降トレンド継続とも捉えられます。

明らかなチャートパターン形成は指摘できませんでした。ただし、今後出来高を伴う上昇反転を見せた場合にはキルロイボトム(逆ヘッドアンドショルダーズ)パターンとはなりうる可能性があります。

出来高は11億4489万株と昨日より出来高低下が見られました。明日の米CPIなどの重要発表を控えての買い控えが考えられます。

エリオット波動理論では、引き続き新たなインターメディエート波と捉えられます。インターメディエート波の形の同定は現段階では難しく、プライマリー波はB波もしくは3-3-3-3のリーディングダイアゴナルの第2波の可能性などを考えます。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX-0.38%, MOS-4.01%でした。小型株を中心に売り傾向を認めます。