僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/7

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本日の日経平均株価FOMC議事要旨を受けてFRB保有資産の縮小や利上げなどの金融引き締めへの積極姿勢に対する警戒から売り優勢となり、中国景気減速に対する懸念も重荷になって、終値は前日比461円安の続落となりました。

チャートでは昨日の陰線から下放れて、再び下髭が目立つ陰線を呈しました。これで前回上昇相場における3回目ギャップは完全に埋められ、2回目ギャップも一部埋めた形となりましたが、同価格帯では過去に上値や下値として何度か意識されたこともあったのか、支持線として寄与したものと思われます。

明らかなチャートパターン形成は指摘できませんでした。

出来高は11億8811万株と昨日と同程度となりましたが、やはりやや少ない印象で、買いの参入が限定的だったのではないかと推察されます。

エリオット波動理論では、引き続き新たなインターメディエート波と捉えられます。インターメディエート波の形の同定は現段階では難しいですが、プライマリー波の前回波が3波動としてカウントする方が自然であることを考えると、前回上昇相場のプライマリー波はA波としてカウントできる可能性があります。前回波がA波であれば、今回の下落相場のプライマリー波はB波とカウントできそうです。しかしながら、3-3-3-3のリーディングダイアゴナルの可能性もあり、確定は困難と思われます。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX-1.56%, MOS-4.27%でした。TOPIX日経平均株価とほぼ同じような値動きをしていますが、MOSは昨日よりも下落幅が大きくなりました。