僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/8

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金曜日の日経平均株価は前日までの下げによる自立反発買いにより買い優勢となりましたが、買い一巡後はFRB引き締めへの懸念や国内金融機関による期初の益出しに伴う売りなどから上値は伸び悩み、終値は前日比97円高の小幅反発となりました。

チャートでは昨日の陰線とほぼ横並びの陰線を呈し、上髭・下髭いずれも伴いました。下髭はやはり前回上昇相場での2回目ギャップラインが支持線とて意識されているようです。昨日の陰線と合わせると、少し髭があるのが気になりますが、下放れの横並び黒とも捉えられるかもしれません。

明らかなチャートパターン形成は指摘できませんでした。

出来高は12億7096万株と昨日とよりやや上昇しました。現在の出来高では上昇したとしても中期トレンドラインを超えられるような大きな上昇にはなりにくいものと考えることができます。

エリオット波動理論では、引き続き新たなインターメディエート波と捉えられます。インターメディエート波の形の同定は現段階では難しく、プライマリー波はB波もしくは3-3-3-3のリーディングダイアゴナルの第2波の可能性などを考えます。ここ最近の上昇相場からの下落は2021年9月の岸田内閣発足時の相場とやや形が似ています。株式市場ではオルタネーションの法則で同じ動きは繰り返しにくいとされていますが、今回も同様にトライアングルなどの動きをたどる可能性はいくらかはあるものとも考えられそうです。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX+0.21%, MOS+0.47%でした。いずれも日経平均株価と同様に昨日と同程度の膠着相場となっていることがわかります。