僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/3/15

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本日の日経平均株価原油先物や円相場の下落による安心感から買いが目立つ一方で、FOMC控えや米長期金利の上昇、香港株や上海株の下落からは売りも入り、終値は前日比38円高の小幅続伸となりました。

チャートでは昨日に引き続き上髭の目立つローソク足で実体は昨日の陰線を包む、包み足を呈しました。包み足単体では強気を表す一方で、上髭が目立つことからは売り勢力も台頭しているものと考えられ、方向性が定まりにくいチャートです。出来高は現物株で12億2208万株と昨日に引き続きここ数日では比較的薄商いとなりました。FOMCと停戦協議、ロシアデフォルト期限などの重要発表を前とした取引控えによる影響と考えられます。

トレンドは引き続き中期的にも短期的にも下落トレンドです。エリオット波動理論ではインターメディエート波のC波、マイナー波の3波として捉えられ、インターメディエート波はインパルスを考えます。マイナー波は今後の値動き次第で柔軟に想定変更しなければならなくなる可能性が高いです。

いよいよ今日明日と重要イベントが目白押しです。まずは停戦協議の結果とそれに対する市場反応、次にFOMCの発表、さらに明日にはロシア国債利払期限などがあります。ここ最近はなぜか中国株が大暴落(コロナの感染拡大?)しているのでその影響にも注意です。

アメリカ市場ではサマータイムとなり、比較的早い時間から市場がオープンしていますが、寝れない夜が続きそうです。