僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/3/7

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本日の日経平均株価ウクライナ情勢をめぐる原油先物価格の急騰から景気悪化が懸念され、終値は前週末比764円安の大幅続落となりました。

チャートでは昨日の大陰線にさらにギャップをつけて実体の大きい陰線を呈し、弱気を表します。最も下髭が目立つことからは下値での買いは入ったようです。チャート上の明らかな支持線は認めませんでしたが、日銀が本日の下落を受けてのETFの買い入れを発表しており、関連の買いによる影響と考えられます。

今回の値動きで2021年初めから抵抗線支持線として何度か意識されていた中期の下落トレンドラインをブレイクしたことがわかります。今後もウクライナ情勢での大きな株価変動が望まれますが、値動きの中で中期下落トレンドラインが抵抗線として意識される可能性も考えられます。また、今回の下落で形成されたギャップラインも同様に抵抗線として働く可能性はありそうです。

引き続き中期的・短期的な下落トレンド内に位置します。エリオット波動理論ではインターメディエート波のC波、マイナー波の3波として捉えられ、今回の下落を受けてインターメディエート波はインパルス>ダイアゴナルの可能性を考えます。すなわち、青色の網線内の短期的なトレンドライン、チャネルラインが意識される可能性が高いです。

ウクライナ情勢からなかなか株価が落ち着きません。今できることとしては中期的な下落トレンド内で、上昇トレンドに切り替わるまでの忍耐強い売り持ちや様子見が最もリスクが少ない方法なのかもしれません。