僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/2/22

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火曜日の日経平均株価ウクライナ情勢の緊迫によるリスク回避の売りが優勢となり、終値は前日比461円安の続落となりました。

チャートでは昨日の下髭陽線から下放れて類似型の下髭陰線を呈しました。出来高は11億3893万株です。昨日に引き続き下髭が目立つローソク足出来高も少し増加はしていますが、やはり下落トレンドを吸収してトレンド変換をきたすような買い勢力はまだついてきていない印象です。下髭の反転位置は概ね支持線と一致しました。ここを支持線と捉えた理由の一つとして前回安値に近い価格であることと、2021年4月まで続いた上昇トレンドの第4波の終わりの位置と一致していることが挙げられます。

引き続き、中期的・短期的な下落トレンド内に位置し、エリオット波動理論ではインターメディエート波のA波、マイナー波のC波、マイニュート波のⅲ波として矛盾はないようです。

ウクライナ情勢をめぐる次々とした弱気情報の出現により下落が続いています。しかしながら、火曜日〜水曜日の先物市場を見ていると、米露外相会談中止などの明らかな悪材料にはあまり反応しなくなってきているようで、売り勢力も少しずつ吸収されてきている印象もあります。下落トレンド内に位置していますが、トレンドにはロシアのウクライナ侵攻の決定などのさらなる悪材料の出現が必要になってきている可能性はあるかも知れません。