僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/3/2

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本日の日経平均株価はロシアに対する経済制裁への強化から世界景気や企業業績に与える影響を懸念した売りが優勢となり、終値は前日比451円安の反落となりました。

チャートでは昨日のトウバからギャップをつけて陰線を呈しました。短期間で見ればアイランドリバーサルとして、一時的な弱気を表します。しかし、出来高は14億2553万株とここ数日の中では値動きの割に比較的高めであり、幾らかの買いは入っているかもしれません。

今回の値動きでは支持線抵抗線やトレンドラインとは接しておらず、いずれも意識されていません。

引き続き中期的・短期的な下落トレンド内に位置し、エリオット波動理論ではインターメディエート波のA波、マイナー波のC波として捉えています。ここで、マイナー波のC波であれば2つの可能性が考えられました。一つはC波=インパルスでマイニュート波のⅲ波に位置するとする考え方です。この考えでは中期的な下降トレンドラインを大きく下回るはずであり、今後もマイナーC波継続として更なる下落が考えられます。もう一つはC波=ダイアゴナルでマイニュート波のⅴ波に位置するとする考え方です。この考えでは中期的な下降トレンドラインにて反発し、インターメディエート波のB波に移行が期待できます。

今後はファンダメンタル要因にも大きく影響すると考えられ、中期的な方向性が捉えきれません。自分なりにトレンドライン変更を想定する基準を見つけていくのが得策と考えられます。