僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/3/24

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本日の日経平均株価は前日の米株安を受けて戻りまちや利益確定売りが優勢となり、一次下げ幅は400円を超えましたが、午後に入ると米株価指数先物の上昇を受けて半導体中心の買いが入り、終値は前日比70円高の続伸となりました。

チャートでは昨日の大陽線とほぼ横並びの大陽線を呈しました。上放れ横並び赤として有名な強気を表す所見です。一方で今回の終値はトライアングル上限ラインに近く、また同価格帯では過去にギャップや底値、天井として何度か意識されたこともあるために抵抗線としても寄与する可能性があります。

出来高は12億4210万株と昨日に比較して減少しました。昨日の実体の長さが今日とほぼ同程度であったことを考えると、少し買い勢力が枯渇してきている可能性もあります。

エリオット波動理論では引き続き新たなインターメディエート波の開始と捉えられます。プライマリー波が推進波か修正波かの判断は現段階では難しく、グラフ内ではインターメディエート波は暫定的に1波として表記しています。推進波であればインパルスかダイアゴナル、修正波であればジグザグかトライアングルなどが想定できますが、こちらも現段階での断定は困難です。

始値の大幅下落から続伸へと変わるなど、強気相場が確認できます。テクニカル的には少し上に抵抗線があるためにここを超えられるかどうかが最初の鍵となりますが、一つの目安として実体の伴った出来高の高いローソク足の出現が必要になるかと思います。逆にヒゲの長いローソク足や不十分な出来高を伴った足などが出現すれば反落となる可能性もあるので注意です。