僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/3/23

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本日の日経平均株価は米長期金利上昇からの銀行株、円安を背景とした輸出関連株に主に買いが入り、午後になって売り方の買い戻しや投資家の新規買いも観測されて終値は前日比816円安の続伸となりました。

チャートでは昨日の陽線にさらにギャップをつけて実体の長い大陽線を呈しました。ギャップラインは今回も過去に何度か節目のラインとして意識されて来た価格帯であり、ギャップ形成は必然であったとも考えられます。今回のギャップがランナウェイなのか、エグゾースチョンなのかは今後の価格形成に注目です。

出来高は14億1473万株と3日前につけた大陽線の日とほぼ同じ出来高です。十分な買い圧力があったものと捉えて良さそうですが、今後出来高が増加したタイミングで今度は売り勢力が参入してくる可能性もあるため注意です。

エリオット波動理論では引き続き新たなインターメディエート波の開始と捉えられます。プライマリー波が推進波か修正波かの判断は現段階では難しく、グラフ内ではインターメディエート波は暫定的に1波として表記しています。推進波であればインパルスかダイアゴナル、修正波であればジグザグかトライアングルなどが想定できますが、こちらも現段階での断定は困難です。

依然強気相場が続いています。ひとまずの抵抗線として前回のトライアングルの上値を結んだ線が近づいており、暫定的な上値として捉えられる可能性があります。今後の相場に注目です。