僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/19

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本日の日経平均株価は前日の米半導体株の上昇と円安から買い優勢となり、一時は300円を超えましたが、27000円を超える水準では利益確定売りが目立ち、またウクライナ情勢も相場の重荷になって、終値は前日比185円高の反発となりました。

チャートでは昨日の陰線からやや上方に下髭が目立つ陰線を呈しました。昨日に引き続きカラカサと考えられるローソク足です。下落トレンドでのカラカサはハンマーとして相場転換を表しますが、今回も出来高が現物株で9億6196万株とやはり少なめであったことからは今後上昇したとしても大幅上昇は現時点では期待できなさそうです。

オンバランスボリュームでも中期では下落方向でトレンドと一致し、ここ数日では横ばいで下落トレンドの横ばいと表されます。

下髭は今回も短期上昇トレンドラインと一致し、引き続き反転ポイントとして意識されたようです。

チャートパターンでは引き続き逆ヘッドアンドショルダーズの可能性は残されますが、まだ出来高増加を伴う上昇を見せていないことから現時点での可能性はあくまで低いものと考えます。

エリオット波動理論ではインターメディエート波のC波に位置すると考えます。C波は下落トレンドなので、現在のプライマリー波はそれに逆らっている波と考えると修正波の方が想定しやすいです。トライアングル、もしくはフラットとしてのC波などが想定されます。このエリオット波動理論の想定は値動きによって随時更新すべきものと考えており、あくまで暫定的な可能性として記しています。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX0.83%, MOS-0.96%でした。大型株では上昇が見られたものの、小型株は下落傾向で、乖離が見られているようです。