僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/10/25-29(週足)

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今週の日経平均株価は主に衆議院選挙を控えた売りと好決算からの買い以外にはファンダメンタル的な動きは乏しく、外国株の値動きやチャートからの押し目買い・利益確定売りに押された形で、終値は先週とほぼ同程度となりました。

チャートではヒゲと実体が比較的短い陽線を呈し、昨週の値動きと合わせると出会い線とも考えることができます。

前回までつけていたチャネルラインは非現実的なので、最近の高値を結んだ新たなチャネルラインを引き直してみました。一見するとトレンドラインと合わせて上昇トライアングルのようにも見えますが、期間があまりに長く、また上昇トレンドの一時休止とはいえないくらいの大きな値動きであることを考慮すると、トライアングルの継続パターンには分類しない方が無難です。

リトレースメントラインにはいずれも接していません。

前回に引き続き、エリオット波動では日足での波との整合性がとれないため、表記をスキップしています。

米国債10年利回りは今回は大きく下落しているのに対して、株価はほぼ横ばいとなりました。金利に対する株価の反応は限定的となってきたようです。

社債スプレッドの拡大はありませんでした。

新たなトレンドラインでは期間を追うごとに徐々に幅が狭くなり、近いうちにいずれかの方向にブレイクする可能性が出てきました。今後の値動きに要注意です。