2021/11/8(日足)
本日の日経平均株価は前週末の米国株高から買いで先行しましたが、利益確定売りや恒大不安から売り優勢となり、終値で続落となりました。
チャートでは昨日の実体内で始まり、前日終値を下回るような長い実体の陰線を呈しました。ここでのローソク足では3羽烏のようにも見えますが、1日目が実体が短いことと、下髭が比較的長いことから信頼度にはかけます。
出来高は現物、先物ともに昨日と同程度となりました。昨日より値幅は小さい中で出来高は変わらなかったことからは少しずつ買いが入っている可能性もあります。
日経VIは軽度上昇、ボラティリティスキューはフラット化しました。今日は日経VIの限月交代による影響が大きく、分析は困難です。
ここ数日は利益確定売りによる続落が目立ちますが、現時点では売り圧力はそこまで大きくはないものと予想します。比較的信頼度の高いトレンドラインにもしっかりおさまっており、トレンドに追従した取引が無難と考えています。
※日経平均株価のデータファイルを作ってみました。よかったらこちらもご覧ください