2021/11/9(日足)
本日の日経平均株価は米国株先物安と円高・ドル安への懸念から午後にかけて下げ幅を伸ばし、3日続落となりました。
チャートでは上ヒゲ、実体の比較的長い上影陰線を呈し、これで4日連続陰線となりました。下値はちょうどトレンドライン下限及びエグゾースチョンギャップラインの29500程度で踏みとどまった形となり、ラインがしっかりと意識されていることが分かります。
出来高は現物はここ数日で少なめだったのに対し、先物出来高が比較的高値となりました。おそらく先物先導での価格形成による影響と考えています。
今後はトレンドライン下限に達したことでブレイクへの不安が出てくるとは思います。ブレイクの基準としては以前からの想定と変わりなく、29500のギャップラインを割って終値をつけた際に考慮すべきでしょう。個人的には出来高や外国株などの動向からは、修正トレンドの一環と考えていますが、今後の動向に注目です。
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