僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/12/1

f:id:nonnonfinance:20211201223638j:image

本日の日経平均株価は午前の取引中にオミクロン株への警戒とパウエルFRB議長のタカ寄りの発言から200円近く下落となったものの、その後は自立反発買いが入ることで終値は前日と比較して113円の上昇となりました。

チャートでは実体の短い陽線で上髭、下髭いずれも長い十字線を呈しており、一時的な気迷いを表します。前日の大陰線に引きつづく十字線は開けの明星(十字星)として強気を表します。

出来高は現物は昨日の大商いから一転して低下、先物は昨日までと同程度の高値を呈しました。昨日の大量の売りに対して少しずつ買いが戻ってきたものと考えられます。

日経VIは低下、ボラティリティスキューは変わらずでした。オプション市場では原資産価格上昇に比しての安心感が大きいようです。

今回引き続く陰線の中で初めて陽線を呈しました。やはりトライアングルの下限ラインが買いとして反応した様です。ローソク足では十字星として一時的な強気を表す可能性がありますが、ここで買いにはいるかどうかは投資家のスタンスにもよるものと考えます。私自身は買いに入る場合でも多少の出来高を伴うもみ合いや上昇を認め、売り圧力がもう少し消化されてからの参入の方が、リスクが少なくおすすめです。