僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/12/29

f:id:nonnonfinance:20211229190317j:image

本日の日経平均株価は前日の米株式市場でハイテク株が売られた流れとオミクロン株感染拡大への懸念から売り優勢となりましたが、押し目買いなども目立ち、終値は162円安の反落となりました。個人的には権利落ち日も売りに寄与しているものと考えられます。

チャートでは昨日の窓を開けた陽線と襷をかけるような陰線を呈し、上放れタスキ線とも捉えられるローソク足となりました(本日の下髭がギャップを埋めていることが少し気にはなりますが)。

出来高は現物、先物いずれもやはり年末休暇を控えたための薄商いで、特に現物株では昨日よりも値動きが少ない分減少しています。しかし、昨日の上昇局面との出来高比較では下落日である本日の方がやや少なめであり、押し目買いがあったことも考えると、ここ数日では買い勢力>売り勢力の構図となっていることがわかります。

また、本日は下落日でありながら値上がり銘柄数>値下がり銘柄数、年初来高値銘柄数>年初来安値銘柄数となっており、下落に寄与している銘柄が一部株に限定されていることがわかります。日経新聞によれば前日のハイテク株安から値嵩の半導体関連株が主に売られているようです。

年末休暇を控えた薄商い市場が続きます。今回の値動きでは前回高値の突破はお預けとなってしまいましたが、明日(東証大納会)、年明けでの突破はあるのでしょうか。